
ひまらく通信2026年7月号をお届けします。
今回の内容は以下の通りです。
今月の配信予定
今月は「ひまらく朗読会」の月です。以下の作品の朗読を配信する予定です。
- 夢野久作「犬の王様」
- 竹久夢二「日輪草 日輪草は何故枯れたか」
記事アップは7月11日頃・7月21日頃になります。
コーナー「先月の配信から」第2回目
「先月の配信から」第2回目は、6月21日に配信した「はちとばらの花」(小川未明)から色々とお話したいと思います。

ひまらく朗読会39回目「はちとばらの花」
ひまらく朗読会39回目 小川未明「はちとばらの花」出典:青空文庫 :「睡眠学習」 音楽の卵小川未明の考えさせられるお話を朗読させていただきました。私は蜂さんが「ばらの花との一件」で抱いたような気持ちを持ちがちです。「誰にでも(何にでも)大変…
壊された巣を発見した蜂たちの場面を朗読している時に、以前我が家の軒先に作られてしまった蜂の巣を殺虫剤で処理したことを思い出し、「外回りに行っていたあの巣所属の蜂たちは帰ってきた時何を思ったんだろう」などと考えました。
お話の中の子供がやったのは「残酷ないたずら」だけど、我が家がやったのは「身を守る行為」なのでどうか許してほしい…と、お話の中で嘆く蜂さんに心の中でお詫びしてしまいました。
一番楽しかったのは「自らの境遇を嘆く蜂に対するクリーム色の薔薇の花のセリフ」でした。意地悪・嫌味・悪役系のセリフは「そんな事を言う心情を想像する」ことが楽しいと感じています。そして一番共感したのは「太陽に向かってうらめしそうに訴える蜂のセリフ」です。分かってはいるけどついつい自分だけのことを見てしまうんですよね…。
ところで薔薇のような華やかな花って、お話の中では高慢な性格にされがちですね…。「私は美しいから何も危害を加えられることはない」と思っていた薔薇の花、この後切り取られてしまうことになりますが、その時の心情や如何に…と思ってしまいました。
「華やかで高慢な花のお話」といえば、宮沢賢治の「まなづるとダァリヤ」というお話が浮かんできます。これもまたいつか読んでみたいと思っています。
「先月の配信から」第2回目はこのへんで。お付き合いありがとうございました。今月の配信もどうぞお聴きください。

