
ひまらく通信2026年8月号をお届けします。
今回の内容は以下の通りです。
今月の配信予定
今月は「ひまらく演劇会」の月です。以下の作品の朗読を配信する予定です。
- 水城雄「朝はきらいだ」
- 早川ふう「宵闇バニラバー」
各作品の出典は以下のサイトです。
水色文庫 – 朗読のためのフリーテキスト – 様・声劇台本サイト ぴよぴよつづる。。。様
記事アップは8月11日頃・8月21日頃になります。
コーナー「先月の配信から」第3回目
「先月の配信から」第3回目は、7月21日に配信した「日輪草 日輪草は何故枯れたか」(竹久夢二)から色々とお話したいと思います。

「熊さんと日輪草のほのぼのとした交流のお話」だと思っていたらまさかのバッドエンド。終盤の「江戸っ子夫婦の喧嘩」には、下読みの際に「あ!😨 あ〜あ…」と思わず心の中でつぶやいてしまいました。
「熊さん、車掌さんに花の名前を教えてもらった時にはきちんと『ひまわりそう』と言っているのに何故『ひめゆり』と覚えてしまったの…」と思ってしまいますが、もしかすると時間が経つにつれて間違った方向に記憶が書き換えられてしまったのかも知れません。これ、割とよくあることなんですよね…。
枯れてしまった日輪草を見た熊さんの心中を想像するといたたまれない気持ちになります。配信記事にも書きましたが、フィクションながら「熊さん、どうか落ち込みませんように…」と祈ってしまいました。
印象が強かったせいか、「江戸っ子夫婦の喧嘩」は朗読で一番力が入ってしまいました。最初は熊さんのセリフも奥さんに負けない調子にしていたのですが、セリフの数を見て「熊さんは普段から奥さんに押されがちなのかも」と考え直し、熊さんのセリフを少しおどおどした調子に直しました。
本作品の舞台「半蔵門から永田町・三宅坂」は位置関係がよく分かっておらず、特に作品発表時(1926年・大正15年)の様子は分からないことだらけだったので、色々と調べました。ポイントマン(車掌さん)が近くにいた理由が理解できたと同時に、資料を見てとてもワクワクしてしまいました。
参照した東京都電(作品発表時は東京市電)の資料は以下のページです。
「先月の配信から」第3回目はこのへんで。お付き合いありがとうございました。今月の配信もどうぞお聴きください。

